体育の教科成立論
(品切れ絶版)
出原 泰明編
発行 2007年6月
定価 (本体3400円+税)
ISBN978-4-921164-55-3
【目次】
第1章 運動文化論の主張と展開
1 運動文化論と丹下保夫/2 運動文化論 その教育史的考察/3 運動文化と人間形成(その1)/4 運動文化と人間形成(その2)/5 技術と学習体系/6 体力づくりをどう考えるか/7 国民運動文化の創造/8 運動文化論の立場から-江橋慎四郎氏に問う/9 運動文化論の研究方法
第2章 運動文化論と体育科教育
1 体育科教育の方法/2 運動文化論と身体形成-「中村-円田論争」その1/3 体育科教育の目的・目標と身体形成-「中村-円田論争」その2/4 運動文化論と体育の授業づくり/5 運動文化論の立場と授業研究/6 転換期の自覚を/7 冷戦体制下的実践からの脱皮と文化変革論的必修論
第3章 体育は何を教える教科か
1 問われている体育実践の思想性/2 学校体育は何を教える教科であるか/3 真の学校体育の創出を/4 学校体育における教科外体育の意義/5 「体育の理科」-科学を教える体育の実験的実践/6 高校体育では何を教えるのか/7 「生涯スポーツ」につなぐ学校体育の未来図/8 スポーツの科学を教える/9 体育とは何か/10 実践課題としての「運動文化」の継承・発展について/11 「体育は何を教える教科か」を問いつづけて/12 体育は何を教える教科か―体育の教科成立根拠の議論
第4章 体育科教育からスポーツ教育へ
1 スポーツの教育的価値/2 スポーツ教育の要請/3 スポーツ教育の発展/4 スポーツを教えることとスポーツ文化を教えること/5 スポーツ教育の実践的展開/6 スポーツをどう教えるか―「教科専門科目」の改善試案/7 スポーツを観ることは教育になりうるか/8 ニュースポーツと学校体育/9 スポーツ学樹立の条件