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「遊び」から考える体育の学習指導
松田恵示 著
発行 2016年10月14日
定価 (本体2,000円+税)
ISBN978-4-86413-084-4
A5判並製・本文224ページ
【目次】
- 第1部 体育の学習と指導の理論 ―「遊び」の観点と現代的教育課題―
- 1 体育と「遊び」
- 2 「ものの見方」と体育の考え方
- 3 「運動の特性」と学習観
- 4 なぜ、子どもにやさしい教材を開発する必要があるのか
- 5 教材づくり・場づくりを工夫しよう
- 6 「やってみる」「ひろげてみる」「ふかめる」という体育の学習過程
- 7 アクティブ・ラーニングと集団づくり・学級経営
- 8 グループ学習の現代的意味
- 9 グループ学習の考え方・進め方
- 10 評価の「基盤」と技術革新
- 11 「戦術学習」から「局面学習」へ ―ボール運動系の学習指導の考え方―
- 12 ゴール型における「局面学習」の授業モデル
- 13 ベースボール型ゲームを生涯スポーツにつなぐために
- 14 体育の学習と「副読本」
- 15 これからの運動会のあり方を探る
- 第2部 現代社会と学校体育 ―子どもの現状とカリキュラム―
- 16 「キー・コンピテンシー」と体育
- 17 子どもへのまなざしの変貌と学校体育のこれから
- 18 「脱20 世紀」の体育を考えるために
- 19 体育のミニマム(基礎・基本)を問う
- 20 これからの体育カリキュラム
- 21 学校文化としての「体ほぐしの運動」
- 第3部 体育における教師論 ―教師の成長モデルと専門性―
- 22 「チーム学校」の時代に問い直される体育教師の専門性
- 23 中学校保健体育教師に求められているもの
- 24 実態調査にみる小学校女性教師にとっての「体育」の学習指導
- 第4部 遊び・身体・社会・子ども ―体育科教育とスポーツ社会学の接点―
- 25 「身体」という文化
- 26 いま、問われる体育の身体観 ―優越感と劣等感のはざまに揺れる子どもの身体観をどうするか―
- 27 スポーツする身体とこころ
- 28 心・遊び・スポーツ
- 29 「触れる」ということと現代的な教育課題
- 30 レジリエントな子を育てる ―多様な体験を持つ子―
- 31 「第三の時間」と子どもの運動遊び・スポーツ ―日本とタイの生活時間調査の比較から―
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