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現代スポーツ評論43
特集:スポーツと人種問題の現在
清水諭責任編集
定価 (本体1600円+税)
発行 2020年11月20日
ISBN978-4-86413-140-7 C3075
【目次】
- [主張]スポーツにおける人種問題:その問題系(清水諭)
- [座談会]共生に向けた教育を考える ―障害・ジェンダー・人種による壁を越えて―(澤江幸則/野口亜弥/清水 諭/友添秀則)
- [特集論文]
- 人種差別の現在 ―ペレの憂鬱、コンヴィヴィアリティ、メディア語彙の貧困―(小笠原博毅)
- 記憶の抹消に抗する ―アダム・グッズと「アボリジナル・ウォー・ダンス」―(高橋進之介)
- 「スポーツに政治を持ち込むな」という政治 ―大坂なおみのツイートとマスクと生政治―(山本敦久)
- 「ハーフ」をめぐるスポーツ鑑賞 ―人種化された鑑賞行為と反人種主義のアリーナ―(下地ローレンス吉孝)
- アベリー・ブランデージ:人種差別主義者の名誉ある地位からの失墜(デイブ・ザイリン&ジュールズ・ボイコフ著/竹﨑一真訳)
- スポーツと警察・脅威 ―人種とジェンダーの視点から―(井谷聡子)
- 人種差別に抵抗する〈力〉の所在と循環 ―在日コリアン男性アスリートをめぐる表象―(川端浩平)
- 他者との遭遇 ―ヴィッセル神戸サポーターにおける模倣と真正性の認識―(ラズグイ・ヨーズリ)
- [インタビュー]マセソン美季さん 社会を変えるパラリンピック
- [インフォメーション]2010年代のスポーツ映画と黒人男性の表象 ―その身体は何を求めて走るのか―(島 晃一)
- [時評]
- スポーツ界はコロナ時代の「分断」を修復できるか(滝口隆司)
- コロナ禍の高校野球(松倉雄太)
- [スポーツ研究入門]一般の障害者にとってのパラリンピックの意義(秋本成晴)
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