現代スポーツ評論16

特集：フェアプレイ・スピリットは死んだ

中村 敏雄編集
定価 （本体1600円＋税）
発行　2007年5月
ISBN978-4-9211164-54-6　C3075



【目次】
［主張］スポーツマンシップは無かった(中村　敏雄)
［座談会］スポーツにおけるフェアとアンフェア
（出席者）長田　渚左／太田　章／中村　敏雄／友添　秀則
［特集論文］
〈フェアプレイ〉幻想批判（稲垣　正浩）
スポーツ格差社会と英才教育（滝口　隆司）
［インタヴュー］木本 知（志津テニスクラブ）　トップ・テニスプレイヤーをつくる
［特集論文］
体育・スポーツと人間形成　―スポーツと身体教育に関する断章（友添　秀則）
選手獲得とフェアネス　―ポスティング制度から考える（生島　淳）
スポーツにおける「自由意志」と「責任」　―ドーピング問題を事例として（高井　昌吏）
インダストリー・技術・レギュレーション　―モータースポーツを事例に（渡　正）
［薀蓄］スポーツマンシップの源流をさぐる（小田切　毅一）
［中村　敏雄のスポーツ批評］「いじめ」の体質
［エッセイ］
東京マラソンに真なるマラソン文化を求めて（山西　哲郎）
女子フィギュアスケート選手の表象と位置づけ　―荒川静香を考える（中川　敏子）
ディープインパクト現象　―その虚像と実像（笹川　敬史）
科学者のミスコンダクトとスポーツマンシップ（御園生　誠）
［レポート］ドーピング防止活動の現場から　―（財）日本アンチ・ドーピング機構の活動の最前線より（浅川　伸）
［メディアレヴュー］スポーツ総合誌のこれまでとこれから　―「スポーツ総合誌冬の時代」報道を受けて（麻生　征宏）
［時評］2006年スポーツトピックス（冨重　圭以子）